ジェネシス&ヴィンセントに捧げる30の質問!〜
キャラクター回答編
<Part 5>
 
 回答者:ジェネシス&ヴィンセント
 

  

ヤズー:ハーイ!TVの前のお嬢さん方、こんばんわ、いつも観てくれてどうもありがとう★

ヴィンセント:こ、こんばんわ。

ジェネシス:夜更かしは美容の大敵だよ。気をつけてねレディたち。

セフィロス:オメーは普通に挨拶もできんのか。

 

ヤズー:さて、二週に渡ってジェネシス&ヴィンセントへの質問コーナーを開催しているわけだけど、まだ一桁分の問いにしか答えてくれてないんだよねェ。今回はちょっと頑張って進めようよ。

ヴィンセント:す、すまない、私が愚鈍なばかりに……

セフィロス:誰がどう見ても変態詩人のせいだろ。

 

10 それでは、インタビューを再開したいと思います。

 貴方と相手の相性はいいと思う?

 

ヤズー:…………

セフィロス:…………

 

ヴィンセント:……? どうしたのだ、ふたりとも。私とジェネシスの相性は良いに決まってる。彼はたいそう鋭敏だが、穏やかな気性だし、思慮深くありながらも情緒的だ。一緒にいるととても落ち着く。

ジェネシス:……あ、ああ、ありがとう。

ヴィンセント:……どうかしたのだろうか? 

 あ……す、すまない。相性というのは二人の感性の問題だからな。一方的な話をして失礼した。

ジェネシス:え、あ、ああ、何を言うんだい?もちろん、俺だって、君との相性は最高だと感じてる。まだちょっとイイトコ見せようと思って緊張することもあるけどね。

 

セフィロス:(オイ、クソインタビュアー! 曖昧な質問をするな!)

ヤズー:(そうだよ、もぉ! 一瞬、あっちのほうの話かと思っちゃった)

セフィロス:(貴様は世俗の垢でドロドロだからな)

ヤズー:(人のこと言えないでしょ!)

 

ジェネシス:……君たち、聞こえてるよ。

セフィロス:テメェも勘違いしたんだろうが、変態詩人。

ヤズー:ま、ヴィンセントに聞こえてなければどうでもいいけど。

 

 

 

 

 

 

11 失礼いたしました。では具体的な質問を。

 相手のことを何で呼んでいますか?

 

ヴィンセント:あ、その……ジェネシスと……ファーストネームで呼ばせてもらっている。

ジェネシス:俺だって、ヴィンセントと呼んでいるんだから当然だろう。もっとも女神という呼び名が一番しっくりくるけどね。

ヤズー:フフフ、そうだよね。ウチの人たちは、みんな彼のことをファーストネームで呼ぶようになっちゃったよね。

ヴィンセント:それだけ親しみを持っているということだ。

 

ジェネシス:たまにセフィロスが失礼な呼び方をするけどね。

セフィロス:何か言ったか、変態詩人。

ヤズー:そう、この人、本当にシツレーなんだよ!まともに名前呼びするのは、ヴィンセント相手くらいなんじゃない?

ジェネシス:そうなのかい?まったくおまえは昔から全然変わっていないな。

 ソルジャーだったころ、ハイデッカーのことをヒゲゴジラ、社長に至っては『出腹たぬき禿オヤジ』だよ。

 

ヤズー:プハーッ!ハッハッハッ!セフィロスらしい!

セフィロス:言い得て妙だろ。

ヴィンセント:セ、セフィロス……

セフィロス:いっとくがな、オレの場合は見た目のそのまんまで悪意はない。だが、ジェネシスの野郎は違うからな。

 ツォンの野郎は『カタブツくん』、スカーレットは『化粧お化け』、クラウドは『チョコボっ子』だ。

 どうだ、遙かに悪意があると思わんか?

 

ヤズー:『チョコボっ子』はありじゃない? それより俺のことイロケムシっていうのやめてよ。

セフィロス:そのまんまだろ。

ジェネシス:ああ、ほら、インタビュアーくんと女神が困惑してるよ。またもや脱線したってね。

セフィロス:誰のせいだ、この阿呆めが。