ジェネシス&ヴィンセントに捧げる30の質問!〜
キャラクター回答編
<Part 8>
 
 回答者:ジェネシス&ヴィンセント
 

 

 

15 二人の初デートはどこ?

 

ジェネシス:一緒にノースエリアの美術館に行ったよね。カフェでランチもしたし。

ヴィンセント:そう……! とても食事が美味しかった。美術館もちょうど企画展示をやっているときで……! 久々に美術展を覧たがあの風景画は美しかった。現代の作品とのことだが、まるでセザンヌを彷彿とさせるような、印象派的な筆で……

ジェネシス:そう。俺も多少の知識はあっても女神の教養には脱帽。

セフィロス:うんちくの垂れようもなかったてか?

ヴィンセント:そ、そんなことは! 常設展の説明をしてくれたのはジェネシスだ。

ヤズー:ヴィンセントは育ちがいいのよ。おおよそ教養というものを身につけているのは、ウチでは彼だけだからね〜

ヴィンセント:ヤ、ヤズー……!

ヤズー:いいじゃない、ホントのことなんだから。こういう時は素直に誉められておいて★

 俺やカダたちはつい最近生まれだからともかくとしてさぁ、兄さんやセフィロスはまったく頓着がないよねェ。

セフィロス:うるせェ。絵だの見てると眠くなんだよ!

ヤズー:兄さんは本読むと眠くなるって。

ジェネシス:やっぱりおまえたちは、似たもの同士のカップルだったんだなァ。

 

 

16 その時の二人の雰囲気は?

 

ジェネシス:もちろん、最高さ! ふたりで寄り添って、絵画を眺めて……

ヴィンセント:食事のときもよい雰囲気だった。ジェネシスの話が面白くて……初めて聞くことも多かったし、とても楽しい時間だった。……君は何故そのように話術が巧みなのだろう。本当にうらやましい。

ジェネシス:それは、女神とふたりきりだったからさ。普段はたいして話上手でもないよ。

ヴィンセント:是非また一緒に美術展に行きたいな……企画展は季節ごとにあるようだから。

ジェネシス:ああ、もちろん! 今度はディナーをごちそうしたいのだけれど…… いいかな、ヤズー?

ヤズー:どうして俺に聞くの?

ジェネシス:君があの家で一番の采配上手だからね。

ヤズー:あー、はいはい。どうぞどうぞ。ヴィンセントが行きたいってなら、連れて行って上げてちょうだい。確かに美術展回るなら、ふたりのほうがいいもんね。

 

 

17 その時どこまで進んだ?

 

ジェネシス:下世話なものいいだねぇ。進むも何も楽しく食事をして、美しい絵画に目を奪われていたんだ。そんな場所で何かしようって気にはならないよ。

セフィロス:どんな場所でなら何かしやがるんだ?

ヤズー:もうセフィロス。茶々入れないの!

 

ヴィンセント:君が最後に連れて行ってくれたあの丘……! 海の色が琥珀色から徐々に深くなっていって…… ああ、とても綺麗だった……!

 なんだかこの世の風景ではないように見えて……少し怖くなって……君は私を支えてくれた。

ジェネシス:女神……あの場所は……さ。あそこへは君を欺いて連れて行ったんだよ? 覚えているでしょう?

ヴィンセント:だが、君は私をネロたちへ引き渡すことはしなかった。

ジェネシス:それは結果論だ。

ヴィンセント:そうだとしても……! 身を挺して守ってくれたではないか……! あんな……ひどい怪我をして……

ヤズー:あー、もう、ヴィンセントは思い出し泣きしちゃうから。ほらほら、もう昔の話よねェ。ジェネシスってば、すぐに治っちゃったし。

ジェネシス:そりゃ、女神とヤズーが看病してくれたんだ。あの程度の傷なんてすぐに治ってしまうよ。

ヤズー:ま、山田医師にも感謝ね。

セフィロス:ヤマダーか。あいつもけっこう便利なモンだな。

ヴィンセント:セ、セフィロス。有難く思わなければ……

 

ヤズー:さぁてと。今日は大分進んだかな?

セフィロス:三つくらいだろ。

ヤズー:そんなもんか。さてとADさん、そろそろでしょ? 

 カメラ、俺の方からパーンしてよね。うんうん、ヨロシク。

 それではレディたち、また来週〜★