ジェネシス&ヴィンセントに捧げる30の質問!〜
キャラクター回答編
<Part 12>
 
 回答者:ジェネシス&ヴィンセント
 

 

 

22 相手に嘘をつける? 嘘はうまいですか?

 

ヤズー:あー、深い質問よねェ。ウソってよくないと思われがちだけど、時には必要なコトもあるんだよね〜

ジェネシス:ああ、まぁね。ヤズーのいうことよくわかる。

ヤズー:カダを安心させるためにとかね。我ながら口が上手くなったモンだよ。

ジェネシス:俺は十代の頃からセフィロスと付き合いがあるからね。もう、トラブルを避けるためにいろいろと……

ヤズー:ああ、わかるわかる!

セフィロス:おい、テメーら。何をここぞとばかりに語り合ってんだ。ようはオメーらが口先ばかりのハッタリ好きってこったろ。

ヤズー:ちょっとォ、失礼ね。言ったでしょ、必要なときはトラブルを避けるために、口にすることもあるんだって。

 

ジェネシス:神羅時代のおまえはワガママ放題だったろ。適当に流さないと何しでかすかわからないしな。ほら例の研修旅行のときだって……

ヴィンセント:け、研修旅行?

ジェネシス:ああ、チョコボっ子が修習生時代の話さ。こいつがどうしても引率で付いていくって聞かなくてね。その現場でちょっとした事故があって……まぁ、いろいろと大変だったんだよ。

ヴィンセント:い、いいな、聞きたい。そ、その話は初耳だ……

ジェネシス:今度ふたりきりで会ってくれたら話して上げるよ。

ヴィンセント:そ、そうか、では明日にでも……

セフィロス:アホかッ! 話逸れまくりだろう。ヴィンセントもそんなつまんねぇ話聞きたがるな!

ヴィンセント:で、でも……聞いてみた……い

セフィロス:あのなぁ!

 

ヤズー:昔話でしょ。大声出すことないじゃない。

 ……って、きっとヴィンセントはウソが下手くそなほうだろうね。

ヴィンセント:……ウソは……上手く吐けない。言おうと思っても……た、ただでさえ、話すのが苦手なので……

ヤズー:あー、ヴィンセントは無理やりウソなんて吐かなくていいの。って、あなたが気を回して、そんなことしなくても俺が居るでしょう。面倒くさいことは任せてちょうだい。

ジェネシス:うらやましいなぁ。困り事があれば、俺にも話して欲しいものだよ、女神。

ヴィンセント:そ、そんな……迷惑は……

ヤズー:はい、ってなわけで、ジェネシスはやさしい嘘つきさん。ヴィンセントはウソは言えない人ってところかな。

ジェネシス:ああ、女神。言っておくけど、君への気持ちは本当だからね。ウソなんて、セフィロスを宥めるときくらいしか吐いたりしないよ。

セフィロス:いいかげん、うっせーんだよッ!

 

23 ケンカをしたことがある?

 

ジェネシス&ヴィンセント:ない!

ヤズー:やーね、声そろえちゃって。

ヴィンセント:あ、い、いや、早く答えるべきかと思ったから……

ジェネシス:愚問だよねぇ。俺が女神とケンカなんてするはずないだろう。

ヤズー:まぁね。確かにこのふたりの場合、ケンカってのはありえなさそう。

ヴィンセント:ケンカなど……だいたい彼の方は私を気遣ってくれてばかりなのだから……

セフィロス:っつーか、ヴィンセント。おまえ、クラウドとも言い争わないもんな。あのクソ生意気なガキ相手なら、言い返してやりたくもなるだろうに。

ヴィンセント:いや……あの子は、まだ子どものようなところがあるから。それでも精一杯、私を思ってくれているのがわかるし……

ヤズー:そういえば、ヴィンセントが怒ってるところって見たことないよね。心配して叱ったりはよくあるけど。

ジェネシス:……あ〜、それもうらやましい。俺、女神に叱られたことないんだよ。

ヤズー:だってあなた、分別があるもの。ヴィンセントが叱るのは、だいたい兄さんかセフィロスだよ。

セフィロス:そーそー、いちいち細かいことにうるせーの。……というか、クラウドと同列に並べるな、イロケムシ!

ジェネシス:それがどれほど幸せなことかわかっていないんだな。呆れ果てたうつけ者だよ、おまえは。

ヴィンセント:す、すまない…… だが、君やクラウドはいつも無茶をするから……つい……

ヤズー:あー、いーのいーの。気にしないで、ヴィンセント。なんだかんだ言っても、兄さんもセフィロスも、叱られるのは愛情表現のひとつだと思ってるから。

ヴィンセント:ヤ、ヤズー……

ヤズー:たまには俺も叱られたいなぁ。でも俺も分別があるからねぇ。おたがいつらいね、ジェネシス。

ジェネシス:あぁ、まったくだ! 心の底から同意するよ。

ヴィンセント:そ、そんな……ふたりとも……

 

ヤズー:とか言ってる間に、もういい時間なんじゃない?

ジェネシス:GWももう後半戦だね。来週から憂鬱と思っているお嬢さんたち。毎日頑張っているから、たまのお休みが楽しんだよ。

ヤズー:そうそう、来週もまた元気な顔を見せて欲しいな☆

ヴィンセント:そうだな。気温の変化も大きい時期だから、身体だけは気をつけてくれたまえ。

ヤズー:じゃあね、また来週!