なりきりCPバトン:レオン×KHセフィロス編
 
<Part 1>
 
 回答者:レオン&KHセフィロス
 

 

●お互いの名前を教えて下さい。

 

KHセフィロス:「……『セフィロス』」

レオン:「ホロウバスティオンではレオンと名乗っている」

 

 

●リバに転じる事はありますか?

 

KHセフィロス:「リバ……」

レオン:「二問目からバカバカしいことを訊くな!そんな器用な真似できるはずがなかろう!だいたい俺は『セフィロス』のように、美しくも綺麗でもない。

 そんな俺が受け身側になれようはずはなかろう。少し考えればわかるはずだ」

KHセフィロス:「ああ……リバというのはそういう意味か。別にそこまで否定する必要もないと思うが」

レオン:「何を言っているんだ。よく考えてみろ。元来、受け身側というのはそれに見合った、美貌や品性というものを備えており、誰でもいいというわけにはいかない。

 さっきも言ったが、俺など美しくもなんともないだろう。とてもじゃないが……その……抱かれる側にはなれない」

KHセフィロス:「レオンがそう思いこんでいるだけだ。綺麗に筋肉のついた身体は強靱な美しさがあるし、おまえは品格も高い」

レオン:「いや、とにかく、俺に受け身側は無理だ。これ以上議論の余地はない。不可能である。以上だ」

 

 

●浮気されたらどうなりますか?

 

レオン:「う、浮気……」

KHセフィロス:「浮気……か」

 

 そうです。『浮気』です。レオンさん、『セフィロス』さんに浮気されたらどうなりますか?

 

レオン:「……か、考えたくもないが……だが、俺には彼を止める術がない。彼が他の人間に目を向けるのをどうやって止めればよいのか……考えれば考えるほど」

KHセフィロス:「落ち着け、レオン。あくまでも仮定の話だ」

レオン:「だ、だが、現実的に考えれば、理由はどうあれ、俺は『クラウド』と一緒に暮らしている。それを咎められれば、ますますもって、『セフィロス』を束縛することなど……あぁッ」

KHセフィロス:「……おまえは少し考えすぎなのだ。浮気くらいならばよかろう。本気でなければな」

レオン:「そう言われても……想像もしたくない。アンタが誰か別の人間と……など」

KHセフィロス:「…………」

レオン:「そんな困ったような顔をしないでくれ」

 

 えーと、それでは『セフィロス』さんのほうはいかがですか。レオンさんに浮気をされたとしたら。

 

KHセフィロス:「あぁ……それはだな……」

レオン:「俺は浮気などしない!アンタ以外の人間にこんな想いを抱いたことはないんだ!」

KHセフィロス:「……とにかく落ち着け」

レオン:「いや、ここで完全に否定しておかねば!俺は断じて浮気などしない」

KHセフィロス:「……わかったわかった」

 

 

●ラブラブですね。

 

レオン:「低俗な表現をするな。もっと慎み深くあるべきだ」

KHセフィロス:「…………ふぅ」

 

 

●告白はどちらからですか?

 

レオン:「俺からだ」

KHセフィロス:「……まぁ、口に出してそう告げてくれたのはおまえからだったな。勇気のあることだ」

レオン:「言わずにはいられなかったんだ。アンタの迷惑も省みず、あのときはいきなりですまなかった」

KHセフィロス:「……いや、終わりよければすべてよし、だろう」

レオン:「そう言ってもらえてありがたい。今となっては、勇気を出して告げて良かった。……とても受け入れてもらえるとは思えなかったが」

KHセフィロス:「フッ……」

 

 

●そこから初エッチになだれこんだ経緯を教えてください。

 

レオン:「何なんだ、その明け透けな質問は。そういったことを軽々しく口に出すべきではないだろう。『セフィロス』だって、恥ずかしく思うだろうし、もう少し気を使ってもらおうか」

KHセフィロス:「いや……別に私は……」

レオン:「ゴホン、では答えてやれることだけ…… ホロウバスティオンではなく別次元の世界、コスタ・デル・ソルでそういう形になった」

KHセフィロス:「……そう言われてみれば、告白されてから、先に進むまでほとんど時間が掛からずだったな。あっという間に結ばれた」

レオン:「いや、俺は別にがつがつしていたつもりはないのだが……」

KHセフィロス:「確かにそうだな。私から誘ったのだから」

レオン:「そ、それはその……その場の雰囲気というか、自然な流れだったと思う。『セフィロス』が俺に気を使ってくれたのだろう」

 

 

●ふたりの感動的なエピソードは?

 

レオン:「よい質問だ。ふたりでエスタに行ったときの話がある」

KHセフィロス:「まぁ、正確には私一人で行ったつもりだったのだが……」

レオン:「ふたりで祈りを捧げ、笹舟を折って流したのだ。永久に伴にいられるようにと」

KHセフィロス:「……笹舟を作って流したのは私なのだがな」

レオン:「この祈りはきっと聞き届けられるだろう。いや、何者かに引き裂かれようとも、俺はあらためて彼と共に居たいと願う。それを邪魔する者はこの手で排除してくれる」

 

 レオンさん、鼻息が荒いですね。しかし感動的なエピソードですね。

 

レオン:「そうだろう。話すのがもったいないほどの大切なエピソードだ」

KHセフィロス:「……まぁ、そんなところだ」