ジェネシス&ヴィンセントに捧げる30の質問!〜
キャラクター回答編
<Part 3>
 
 回答者:ジェネシス&ヴィンセント
 

 

ヤズー:はぁい、画面の前のレディたち、こんばんわ★

 今夜も、カップリングインタビューを見てくれてどうもありがとう!

セフィロス:……インタビュアーはちゃんと居んだろ。つくづく出たがりだな、テメェは。

ヤズー:とかなんとか言って、今回もしっかり同席してるじゃない、セフィロス。この前は具合が悪くなったって部屋に引き取ったくせに。

セフィロス:……調子が狂ったのは、そこの変態詩人のせいだ、フン。

 

ジェネシス:やれやれ、おまえの毒舌は子供の頃から変わらないなぁ。

 ……ああ、挨拶もせずに失敬。

 俺はジェネシス。我が女神の忠実なる騎士であり、下僕だ。

セフィロス:テメェはどうしてそう…… 本編を読んでないヤツには、何が何だかわからねェだろう。

ジェネシス:そんな不心得なお嬢さん方はいないはずさ。あ、ほら女神。次は君の番だよ。

 

ヴィンセント:こ、こんばんわ、ヴィンセント・ヴァレンタインです。今日はその……前回の続きということで……ええと、その……頑張りたいと思います。

ヤズー:ほら、気楽に気楽に!

ヴィンセント:あ、ああ、そうだな。だが、どうもカメラが回っていると思うと……

『さて、前回はおふたりの出逢いについて聴きました。本日は設問7からです』

 

7 相手の第一印象は?

 

ジェネシス:……第一印象? やれやれ、また即興詩を披露しなければならないのかい? 女神の第一印象は当然、女神なわけだから……

セフィロス:おい、この設問、意味なくねーか? 前回、変態詩人が阿呆のように語っていただろうが。

ヤズー:確かに。ジェネシスはほとんどぶっちゃけちゃってるよねェ〜

ジェネシス:ヴィンセントのことなら、いくらでも話ができるんだ。ひとりでも多くの人に彼の美しさ、聡明さを知ってもらいたい。もっとも恋のライバルになられるのは困るけど。

ヤズー:ハイハイ、っていうか画面の前のお嬢さん方は、これまでの話で十分すぎるほどに理解してくれていると思うよ。

 ヴィンセントはどうだったの? あの状況じゃ、最初は顔を見ることすらできなかったと思うけど。

 

ジェネシス:ごめんよ、興奮のあまり、君をいきなり抱きしめてしまったからね。

ヴィンセント:……あ、ああ。だが、温かかった。それからよい香りがして……

ジェネシス:そ、そうか……? あのときのコロンは何をつけていたんだっけ。ああ、もっと早く言ってくれれば、その銘柄をすぐに取り寄せたのに!

セフィロス:気持ち悪ィんだよ、オメーは。だいたい温かいって、ただでさえクソ暑いコスタ・デル・ソルだろーが。鬱陶しいだけだろ。

 

ヴィンセント:い、いや、そんなことは……よい香りだったのだ。グリーン系の……

ジェネシス:グリーン系……? じゃあ、コレかな。いやアレか? ……待てよ、あの日はサイン会だったから……

ヴィンセント:……ちょっと失敬。側に移動すればわかると思う……動かないでくれたまえ。

ジェネシス:え、い、いや、あの……ヴィンセント?

ヴィンセント:ああ、そう……この香り。甘く優しいのに爽やかな……君の香りだ、ジェネシス。とても好ましいと思う。

 

ヤズー:…………

セフィロス:…………

ヴィンセント:どうした、君たち。……ほら品の良い香りだろう? 比翼仕立ての今日のシャツにもよく似合っている。

ヤズー:あー、すいまっせーん!ADさん。一応ティッシュお願いできます?

ジェネシス:……ヤズー。俺はチョコボっ子とは違うんだからね。鼻血を垂らすなど無様な真似はしないさ……

セフィロス:(……鼻血より前のがヤバイんじゃねーのか?)