ジェネシス&ヴィンセントに捧げる30の質問!〜
キャラクター回答編
<Part 4>
 
 回答者:ジェネシス&ヴィンセント
 

 

8 相手のどんなところが好きですか?

 

ジェネシス:気を取り直して……ハァハァ……ようやく俺の番かな。

セフィロス:いや、おまえの出番はないな。

ヤズー:この手の質問は時間の無駄だね。さんざん語ってるし。……ジェネシスはパスで、はい、ヴィンセントのターン。

 

ヴィンセント:……誠実で優しい人だ。聡明で思慮深い。おおよそ欠点というものが見当たらない。彼のような好青年はそうそう居なかろう。

ヤズー:こういう質問だと、ホントにすらすら答えるよねェ、ヴィンセントは。

 

 

9 でそれでは今度は、相手のどんなところが苦手、もしくは嫌いですか?

 

ジェネシス:は?嫌いなところ?……インタビュアー諸君は本気で訊いているのかい?

ヤズー:まぁまぁ、一応、シナリオみたいなもんがあるんでしょ。

セフィロス:オメーはいちいち過剰反応なんだよ、ジェネシス。

 

ジェネシス:だって、セフィロス、女神の嫌いなところ苦手なところを訊ねられているんだよ? こんなくだらない設問、無意味じゃないか。

ヴィンセント:ジェ、ジェネシス……

ジェネシス:ヴィンセントを嫌う人物など、この世にいるはずがないだろう。ましてや、俺は、彼の第一の信奉者を標榜しているんだ。

『女神』を苦手に思う輩など、悪魔や堕天使くらいなんじゃないか?

ヴィンセント:ジェネシス、も、もう……

 

セフィロス:……苦手っつったら、すぐにべそべそ泣くところが男らしくない。

ヤズー:俺的には、そうねェ〜。……ヴィンセントがマッサージやパックしているところなんて、一度も見たことないのに、その美貌……朝からお肌つるつる、日焼けもなし!

 ……なんかズルイよね〜。

 

ヴィンセント:え……あ、あの、すまない……

ジェネシス:あのなぁ、セフィロス。彼は繊細で情緒豊かな人なんだ。おまえやチョコボっ子のように無神経で図太くないんだよ。

 そもそも女神を泣かせるなんて、そちらのほうが男としてどうなんだ? 遙かに大問題だろ!?

セフィロス:……念のために言っておくが、そいつも一応男だからな、ジェネシス。

ジェネシス:十二分に理解しているよ。女神がけたたましい女性であるはずがなかろう。

セフィロス:テメェとは一生まともな会話ができそうにねーな。

 

ジェネシス:それからヤズー。君はとても煌びやかで綺麗じゃないか。女神を羨ましがる必要はないだろう?

 君の華やかさ艶やかさは、多くの男女を惹き付けてやまない。ヴィンセントとはまた異なる趣の麗人だ。

ヤズー:ま、きっとジェネシスのことだから、そんなふうにフォローしてくれるとは思ってたけどさ。でも、俺はソコソコ頑張ってるんだよ?

 日焼け止め塗ったり、化粧水や美容液にもこだわってるし、パックも必ずしてるしね。この場所、陽差しがすごいから。乾燥するとシワが出来そうでさ〜

セフィロス:ったく、おまえはどこのババァだ、イロケムシ。ったく、男は根性座ってりゃ、それでいいんだよ。野郎がいちいち見た目なんざ気にすんな!

 

ヤズー:……とか何とか言っちゃって、一番見た目重視派のくせに!

ジェネシス:ああ、セフィロスは昔から面食いだったよな。玄人相手でも、とにかく可愛い子、美人さんばっかりさ。

 ……そう言えば、チョコボっ子もあれで相当の美少年だからなぁ。

セフィロス:黙れ、このボケナスどもッ! いつこのオレ様が……!

ヴィンセント:そ、そうだったのか。き、君は、綺麗な人が好きなのだな。う、うむ、なるほど……

セフィロス:おい、貴様は何をひとりで納得してるんだ。阿呆どものいうことを真に受けるな。

 

ヤズー:さて、次々。もうちょっと面白い質問をして頂戴よ。

 ……え?もう三十分経った?

 

ジェネシス:インタビュアーくん、どうにも手際がよろしくないようだね。先週から女神が頑張ってくれているのに、まだたった九つの設問にしか回答していないよ?

セフィロス:おまえがいうな!長ったらしくなるのは、ほとんど貴様の回答だろうが!

ヴィンセント:み、皆、そんなふうにいうものではない。

 ……視聴者諸君、大変申し訳ない。

 また、機会があれば話をすることもあろう。続きはまた今度ということで……

 

ジェネシス:あぁ……本当に女神は優しい人だねェ。あらためて惚れ直すよ……

ヴィンセント:え、あ、あの……ちょっ……

 

セフィロス:……おい、まだカメラ回ってんだぞ、変態詩人。

ヤズー:ADさん、この部分カットしといてね〜。万一兄さんに観られたら面倒なことになるから。

 それではレディたち、また来週〜★

 

セフィロス:来週もまだやんのかよ!?

ヤズー:もともとは100質らしいからね、コレ。

セフィロス:なっ……?

ヤズー:あなたも自分の番が来たときの参考する気で、聞いていた方がほうがいいと思うよ、適当にね、セフィロス。