ジェネシス&ヴィンセントに捧げる30の質問!〜
キャラクター回答編
<Part 10>
 
 回答者:ジェネシス&ヴィンセント
 

 

 

19 それでは少々趣向を変えまして……相手に浮気の疑惑が! どうする?

 

ヴィンセント:浮気って……そんな……ジェネシスの気持ちは彼のものなのだから。そもそも束縛する権利など、私には……

ジェネシス:相手に浮気の疑惑ねェ。まずは女神をその対象にして、モノを言っていい立場じゃないからなぁ。

 それじゃ、運良く俺が女神の恋人にだったとしたら……

 ……あああああぁッ!

セフィロス:うあ! なんだいきなり大声出すな!

ヤズー:ジェネシス?

ジェネシス:ご、ごめん。あー、まずい。冷や汗かいた。すまない、お水もらえるかい?

ヴィンセント:ああ、今すぐにお茶を淹れるから……

 (ガタン)と収録中に席を立つ。

 

ヤズー:ジェネシス、ホント平気? 顔色よくないよ?

ジェネシス:……ああ、うん。落ち着いてきた。リアルで想像したら、たまらなくなっちゃって……

セフィロス:アホか、大げさなんだよ。

ジェネシス:おまえも立場を置き換えて想像してみろ。ゾッとするぞ。もしも……もしも、自分が本当に女神と恋人同士だったとしたら…… 相手の心変わりを知ってしまったら、きっと普通ではいられなくなるよ。気がおかしくなってしまう。

ヤズー:まぁまぁ、落ち着いて。あぁ、ほら美味しいお茶が来たよ。

ヴィンセント:……ジェネシス、お茶を…… 気分はどうだ?

ジェネシス:あぁ、ありがとう女神。……いい香りだ。ほっとするよ。

ヴィンセント:ならばいいが…… その……私は大切に思った人は裏切らないつもりだ。君のことや家族のこと……とても大事な人たちなのだから……

 浮気だのというのとは違うかもしれないが、君を疎ましく思う日は生涯あり得ない。

ジェネシス:ああ……ああ、そうだね。どうやら俺は君にそっぽを向かれたら生きていけないほど重傷のようだ。

 

20 言われると弱い相手の一言は?

 

ジェネシス:女神から『お願い』されれば、俺はなんだってするよ。そう命を賭すことであっても、彼が本当に望むことならそれさえ惜しくない。

ヤズー:ああ、なんかわかる〜。俺もヴィンセントが困ってたら、なんでもしてあげたくなっちゃう。っていうか、しないでいられないの。

ジェネシス:そう。保護欲とは似ているようで違うんだが…… いや、やはり護りたいという気持ちが強いのかな。

ヤズー:だって、ヴィンセントって、何かあってもひとりで解決しようとするタイプじゃない? つらいことがあっても不満があっても、心にしまっちゃうでしょ?

ヴィンセント:い、いや……そんなことは……

ジェネシス:その姿を見ているといじらしくてね。『弱い一言』どころか、何も言わなくても、何とかしてやりたくなる。ああ、もちろん、君が元タークスでとても強い人だとはわかっていてもね。

ヤズー:そうそう。戦闘能力を考えれば、俺なんかの手出しはいらないってわかっててもさぁ。ヴィンセントってば、やくざ相手でも手あげないんだもん。

ジェネシス:……その、やくざって?事と次第によっては、俺がこの手で消しにいくつもりなんだけど。

ヴィンセント:え……え……いや、あの……

ヤズー:いや、それがさぁ。以前、ノースエリアのスラム近くでねェ。

セフィロス:おまえら、本題から逸れまくってんぞ。一応、『相手に言われると弱い一言』、だろ? ヴィンセントはどうなんだ?……一応、参考のために聞いておく。

ヴィンセント:え……あ……そうだな。特にこの言葉というわけでもないのだが。君がよくするように……『いいな? わかったな?』と確認されると、ちゃんとそうしよう、言うことを聞こうと思う。きっとそれが一番よいことだと思って、君はそう確認してくれているのだから。

セフィロス:……オレの話じゃねーだろ。

ヴィンセント:あ……ああ、すまない。う、上手く話ができなくて。

セフィロス:それにおまえは肝心なところでオレのいうこと聞かないじゃねーか。頑固者で、一度こうと決めたらテコでも動かない……

ヤズー:セフィロス、あなたもズレてるよ。

ジェネシス:なんだか複雑な気分だなぁ。どうしてくれる、セフィロス?

セフィロス:オレは関係ねーだろッ!

 

ヤズー:ああ、もうほら、そんな大声出したら、TVの前のお嬢さんたちが驚いちゃうじゃない。

 そろそろ時間だよね?

 カメラ、俺の方からパーンしてよね。うんうん、ヨロシク。

 それではレディたち、また来週〜★

ジェネシス:GW中は事故も多いからね。くれぐれも気をつけてくれたまえ。じゃあ、またね。