『奴隷調教~愉悦の孔奴隷~』
 
<2>
 
 KHセフィロス
 

 

 

「さぁ、ベッドにいこうか。今夜もふたりで相手をしてあげるよ」

 レオンが背後から私の身体を抱き上げ、そのまま巨大な寝台に下ろしてくれた。

「ほら、脚を開いて……まずはこのいやらしいペニスを、もっと従順になるよう躾けてあげなければならないね。ペニスリングを付けなくても、射精をコントロールできるようにならなければいけないよ」

 ジェネシスに眺められているだけで、私のそこはむくむくと頭をもたげてしまう。

「ふふ、見られているだけでこんなにして……本当にいやらしいペニスだ」

 ジェネシスは立ち上がったそこを片手で包むと上下に扱き始めた。すると私の背後に座っていたレオンが、両脇から腕を伸ばして、胸の飾りを摘んだ。

「あッ……あぁ……」

 切ない吐息が漏れるが、ジェネシスはおかまいなしでそれを強く扱く。

「いいかい、『セフィロス』。俺がよしというまでは射精してはダメだよ」

「そ、そんな……あッ……あふッ」

 先走りの体液が、ジェネシスの手を汚し、熱の塊が出口を求めて這い上がってくる。

「あッ……あぁッ……ダ、ダメ……」

「まだだよ。まだまだ」

「ダメ……ダメだ、もう……」

 レオンの指が、胸の突起をつぶすようにこね上げ、軽く爪を立てる。そんな刺激が下肢に伝わって、ますますこみ上げてくる悦楽に抗えなくなる。

「あッ、あッ、あッ……もう……」

「ほら、この前、おねだりを教えてあげただろう?可愛くおねだりしてごらん、『いかせてください』って」

 ジェネシスが亀頭の割れ目に舌を這わせながら、からかうようにそう言った。

「あッ、あんッ、……ジェ、ジェネシス……イ、イかせて……ください」

「う~ん、どうしようかな。もっと言葉を飾っておねだりしてごらん」

「イ、イかせて……ください。も……我慢できな……い。い、いやらしい孔奴隷にお許しを……ください」

「少し時間が短いけど、おねだりもできたし、特別に許してあげようかな」

 そう告げて、ジェネシスはさらに激しく、私の怒張を擦り始めた。亀頭の先端をぐりぐりと指先で刺激する。

「あッ……あんッ……あぁッ、い、イク!」

 ビクビクと下腹が震えて、私は思い切り劣情を吐き出した。

「あッ……あぁ……はぁッ……はぁッ」

 倒れそうになる身体を、背後のレオンが抱き留めてくれる。

 

 

 

 

 

 

「乳首とペニスをいじられるのは、なんとか我慢が利くのかな。それでも短い時間だけどねぇ。やっぱり後ろの孔を使われても我慢できるようにならないと、孔奴隷としては失格だな」

「はぁッ……はぁッ……」

 私は必死に呼吸を整える。

「それじゃ、レオン、咥えてもらうといい。俺は彼の後ろの孔を躾けてあげるからね」

 そういうと、ジェネシスは私を四つん這いにさせ、その後ろに回った。

「君のアナルは正直だね。もう何かを咥え込みたくて、ひくひくと息づいているよ」

「ん……ぐッ……ちゅぶ……」

 レオンの大きなものを口腔に招き入れ、私は必死に舌を使って仕えた。

「じゅっぷ、じゅっぷ……」

「ふふ、フェラチオは大分上手くなったようだな」

 ジェネシスが後孔の入り口をいじりながら、そうささやいた。

 

 つぷつぷ、くぷくぷと焦らすようにジェネシスの指が、私の秘孔の入り口を弄ぶ。

「じゅっぷ……んぐ……ずぷ……ぐぷ……」

 レオン自身が私の口の中で、はち切れんばかりに膨らんだ。

「……くッ……いい……」

 レオンが低くつぶやいた。

「じゅぷ、くぷ、ずちゅ……」

「ああ、上手いぞ、『セフィロス』」

 まもなく絶頂がやってくるのだろう。レオンの腰が揺れ始めた。

 

「おや、口でのご奉仕は上手くいっているようだね。ご褒美にこっちももっと奥まで抉ってあげよう」

 二本の指が、奥まで入ってくる。私は尻に力を込めてその指を喰い絞めた。

「いいよ、『セフィロス』。孔を使ってもらっているときは、いつでもそうやって絞めるようにね。そのほうが挿入している人間が気持ちいいから」

 ずぷっ……ぬぷっ……ずちゅ……

 ジェネシスの抜き差しが深くなって、私は必死に射精を堪えた。

 

「『セフィロス』……もう出すぞ」

 レオンが掠れた声でそうつぶやくと、次の瞬間、私の口に精を吐き出した。