『奴隷調教~愉悦の孔奴隷~』
 
<3>
 
 KHセフィロス
 

 

 

「よし、レオンのことは満足させられたようだね。いいこだ、『セフィロス』」

「はぁッ……はぁッ……あぁ……」

「後ろもほどけてきたよ。媚薬もたっぷりと使ってあげようね」

「ん……あッ……ジェ、ジェネシス……」

「どうしたの? もう気持ちよくなっちゃった? レオンのをしゃぶって興奮しちゃったのかな」

 クスクスと笑いながらジェネシスがささやいた。

「まだまだ、こっちをやわらげてあげないとね」

 ぬちゅ……ぶちゅ……ずる……

 媚薬と体液が混じり、私の後ろからいやらしい音が聞こえてくる。

 ジェネシスの指が奥を擦り、私を絶頂に導いていく。

「まだまだイッちゃダメだよ。さぁ、広がったこの孔に……」

 ジェネシスはオモチャ箱から、いつぞやのイボのついた張り型を取り出した。

「今の君ならば、楽に飲み込めるね」

「あッ……やぁッ……!」

 アナルに先端を当て、焦らすように抜き差しを始める。

「あッ……あん……あぁッ……いや……」

「嫌じゃないだろう?君のここは、早くこのバイブを食べたくて仕方がないと言っているよ。さぁ、どうして欲しい?」

「ジェネ……シス…… 中に……入れて……ゆっくり」

「ふふ、このバイブは君のお気に入りだものね。このイボイボがたまらないんだろう?ほら、思う存分食べなさい」

 ぐぷり、ずぶり……

 巨大な張り型が入ってくる感覚に、私の肉体は戦慄いた。

 ぐりりと良い場所を擦られ、危うく私は精を吐き出しそうになった。

「よしよし、よく飲み込んだね。みっちりと喰い絞めてさぞかし気持ちがいいだろう。さぁ、動かしてあげよう」

 ジェネシスはリモコンを取り出すと、電源を入れる。

 ヴィィィィンとモーター音がして、私の体内のバイブレーターが暴れ出す。

「あッ……あぁッ……ひッ!」

「まだお漏らししちゃダメだよ。射精をこらえていなさい」

 威圧的な口調でジェネシスが言った。

「む、無理……!あッ、あッ、あんッ……イ、イク……ッ!」

「ダメだ。我慢しなさい」

「あぁ……んくぅ……」

 はち切れそうになっているペニスが、腹に着くほど反り返り、ぴくぴくと痙攣している。

 

 

 

 

 

 

「ダメ……だ……もう我慢できない」

「出したら、またお仕置きだよ。今度はどんなことをしてあげようか?」

「いや……ジェネ……シス……も……許して……」

 体内でうねる異物が、固いしこりを擦り上げるたびに、私は射精を必死に堪えた。

「あッ、あッ、あッ……あぁッ……!」

 びくんびくんと私の意志に関係なく、下腹が震えた。

 ……次の瞬間、私はまだ許されていない白濁液を、辺りにまき散らしてしまう。

 ジェネシスが、バイブの電源を切った。

 

「ダメだと言ったのに出したね。もっと厳しく躾けないと、言いつけが守れないようだ。ご主人様に逆らった孔奴隷に罰を与えなければいけないね」

 ジェネシスはオモチャ箱から、バラ鞭を取り出した。

「いつもの生ぬるいお尻叩きじゃないよ。今日はこれで、いけない後ろをたっぷりと躾けてあげよう。さぁ、お尻を出して。真っ赤になるまで鞭をあげよう」

 命じられたように、バイブを咥え込んだまま、ジェネシスに尻を差し出すと、間髪入れずに鞭がうなった。

 スパーンと激しい打擲が始まる。

「あぁん……!」

 あまりの痛さに、悲鳴が漏れた。

「躾の出来ていない孔奴隷には、厳しい罰を与えないとね」

 パシーン!

 ビシッ!

 バシッ!

「あぅッ!あひッ!」

「お仕置きされているのに、いやらしい声を上げて!」

 ビシッ!

 パァン!

 パシーン!

「痛ッ! あうッ!」

「総統の命令は絶対なんだよ。どれほどつらくても、許しがなければ射精してはいけないんだ」

「あッ……あんッ……」

 ビシッ!

 パシッ!

 パンッ!

「ふふ、お尻が真っ赤に腫れ上がってしまったね。どうだい、バラ鞭の味は」

「ジェ、ジェネシス……痛い……もう許し……」

「孔奴隷のセリフはそうじゃないだろう?……『いやらしい孔奴隷にお仕置きありがとうございました』だ」

 顎を取られ、噛んで含めるようにジェネシスは告げた。

「『い、いやらしい……あ、孔奴隷に、お仕置き……あ、ありがとうございました』」

「よろしい」

「あッ……はぁッ……はぁッ」

 私は這い蹲ったまま、ようやく責め苦が終わった安堵の吐息をついた。