『奴隷調教~愉悦の孔奴隷~』
 
<5>
 
 KHセフィロス
 

 

 

「よかったね。レオンにイかせてもらいなさい。レオンが気持ちいいように、しっかり後ろを締めてね」

「あッ、あんッ……」

「そら、締めろ」

 レオンがパシッと私の尻を叩いた。

「あぅッ!は、はい……」

「いくぞ……!」 

 パンッ、パンッ!

 と激しい打ち込みが始まる。私は腰を動かしてそれを受け止めた。

「あッ、あッ、あんッ……いい」

 ずりゅっ、ずりゅっ、と奥まで犯され、私の口からは刻まれた律動に応じて、嬌声がこぼれ落ちる。

「レ、レオン……あッ、い、いく……も……イク」

「俺が出すのを待て」

 熱のこもった声で、レオンが言う。

「早く……早く出して……中に出して……あッ、あッ、あッ」

「くッ……イク……!」

 レオンの腰がぶるると震え、私の体内に熱い飛沫を迸らせた。

「あッ……あぁッ……も……ダメ……!」

 ガクガクと胴が震え、下肢の熱が一箇所に集まる。

 私はレオンが達した直後に、自身の劣情を存分に吐き出した。

「はぁッ、はぁッ……あぁッ」

 うつ伏せの姿勢のまま、私は荒い呼吸を繰り返した。

「気持ちよかった?『セフィロス』」

 ジェネシスが私の髪を掻上げ、頬を撫でながらささやく。

「いい……きもち……いい……」

 苦しい呼吸の中、なんとかそれだけ応えて、私は寝台に突っ伏していた。

 

 

 

 

 

 

「さて、次は……そうだな、尿道をいじってあげようかな。この前はすぐにオシッコ漏らしちゃったからね。今日はしっかり我慢するんだよ」

「ひ……いや……いやだ」

「嫌じゃないでしょ。これも調教の一環なんだからね。しっかり受けなさい」

 軍服姿のジェネシスが言う。

「さぁ、座って。やりやすいように大きく脚を開くんだ」

「……い、いや……」

「また鞭が欲しいのかい?」

 ジェネシスはそういうと、今度は乗馬鞭をパシパシと目の前で叩いて見せる。

 レオンが背後にまわり、私の脚を大きく割り開かせた。

「孔奴隷は素直でなくちゃね。いちいちレオンの手を煩わせるなんて、君はいけない子だな」

 そういうと、ジェネシスは半立ちになっている私のペニスをいじり始めた。

「ふふ、もう立ち上がっている。尿道プレイは嫌といいながら、期待しているってことなのかな」

「ち、違……」

「さぁ、始めようか。尿道用のバイブも用意してある。さぁ、その姿勢を崩してはダメだぞ。大きく足を開いて、いやらしいペニスを皆によく見せるんだ」

 ぴしっ、ぱしっという、鞭の音に怯えて、私は足を大きく開脚した。

「レオンはまだこのプレイをしたことがないよね。俺が教えるから、やってみてくれ」

「……わかった」

 一つ頷くと、レオンは私の目の前に陣取った。

 いやらしいペニスを、間近に見られているというだけで、私は羞恥のあまり身体が反応してしまう。

「おやおや、レオンに見られているだけで、勃起してしまうのかい。少々妬けてしまうな」

「あ……あん……あふぅ」

 自身の声とは思えない、鼻にかかったような甘えた喘ぎ声が漏れる。

「レオン、まず、彼のペニスに媚薬を塗ってやってくれ。これ、ね」

 と言って、ジェネシスが薄桃色の液体の入った小瓶をレオンに渡した。

 レオンが言われるがままに、その液体をあさましく勃起した私自身に塗り込む。

「あッ、あッ、あん」

「何を喘いでいるの。これくらいで射精したら許さないよ」

 からかうようにジェネシスが言った。

「これを先端から入れればいいんだな」

 レオンがジェネシスに手渡された、細長い器具……尿道に使うバイブをめずらしそうに眺めながらそう言った。