『奴隷調教2~愉悦の孔奴隷~』
 
<7>
 
 KHセフィロス
 

 

 

「レオン、それじゃ頼むよ」

「了解だ」

 素早くジェネシスとレオンが入れ替わる。

 腰のくだけた私を、レオンの腕が掬い上げるように、もとに戻した。

「じゃあ、『クラウド』、俺のを舐めて元気にして。上手にできたらローターを強くしてあげるよ」

 からかうようにそう言い、ジェネシスは、『クラウド』にペニスを咥えさせた。

「んぶっ、ちゅぶ、ずりゅっ……」

 『クラウド』は大きく口を開き一生懸命にジェネシスに奉仕している。

「よそ見をするな。奥に入るぞ」

 レオンに言われて、私は必死に姿勢をもとに戻した。尻を高くあげた服従の格好だ。

 さきほどと同じように、レオンは私の尻に手を掛け、すぐに中に入り込んできた。

「あぁッ、あーッ」

「これが欲しかったのだろう」

 ずっちゅ、ぐっちゅ、ぬぶっ

 と、いやらしい水音を立てて、粘膜が擦れ合う。

「レ、レオン……そんなに……早くぅ……あぁ、もっとゆっくり……」

「ジェネシスが待っているからな。アンタだって、こうして強く突かれるのが好きなんだろう?」

 レオンの雁高で大きなモノが、私の尻の中を擦り上げる。立て続けに二度イッたにも関わらず、私はすぐに頂点を極めそうになった。

「どうした、我慢せずに出してかまわないぞ」

「あッ、あんッ、あぅッ」

 打ち付けられるままに、私の腰が揺れる。もはや我慢も利かずに私の前は垂れ流し状態になっていた。

「あぁーッ、イ、イクぅ……!」

 びくびくと腰を震わせて、私は絶頂を極めた。さんざんイかされたせいか、精液はそれほど多くは出なかった。

「よし、俺ももうイク……」

 そういうと、レオンはひときわ激しく腰を打ち付け、私の中に劣情を吐き出した。

「あぁ……」

 私はがくりと腰を折ってしまった。

 

 

 

 

 

 

「何を休んでいるの。次は俺だよ」

 ジェネシスに腕を引っ張られ、今度は仰向けに寝かせられた。

「ほら、しっかり足を開いて」

「ジェ、ジェネシス……も……休ませ…て」

「ダメだよ。お仕置きの最中だ。次も君の中にたっぷり出してあげよう」

 ジェネシスはそう言うと、正常位で繋がった。足を大きく割り開かれ、秘部があからさまになる。

「ふふ、君の中は精液でいっぱいだろうねぇ。よかったね、大好きなペニスを何度も咥えられて」

 ずちゅ、ぐちゅ、ぬぷっ、と抜き差しをしながら、ジェネシスが笑った。

「いや……も……イきたくない。ジェネシス……ゆ、許し……」

「言っただろう。孔奴隷はお仕置きをしっかり受けなければいけないんだよ。そら……!」

 ぐぷっ……!と、奥まで突き上げられ、私は、

「ひぃッ」

 という高い悲鳴を上げた。

「嫌だ嫌だというわりには、しっかり喰い絞めてくるじゃないか。ほら、イキなさい。俺のペニスでイッてしまいなさい」

 ずっちゅ、ぐっちゅ、ぬぶっ……!

 ジェネシスが激しく挿送を繰り返す。正常位だと、バックとは異なる場所にペニスが突きつけられる感じだ。

「あッ、はッ、あ、あぅッ!」

「そら、すぐに感じ始めて……もうそろそろ限界でしょう?」

「や、やぁ……イく……またイッちゃうぅ……」

 ジェネシスの背に爪を立てて、私は絶頂を告げた。

「ほら、イけ、まだまだ次があるのだからね」

 ジェネシス自身が私の中で大きく震えた。絶頂に達したのは、ふたりほぼ同時だったのだろう。身体の奥に熱い飛沫が飛び散るのを感じると同時に、私は自身の腹を汚したのであった。