～この手をとって抱き寄せて～

＜２３＞

ＫＨセフィロス

「さぁ、美味しく食べてごらん」 　ずぷっと、入り口を割り、そのまま奥へと突き込まれる。 「あっ……あぁっ……きつい……きついぃ……」 「ああ、孔が限界まで開いているね。しっかり飲み込むんだ」 　ずぷっ、ぐちゅ、ぬぷっ…… 「あッ……あぁッ……ああぅ……！」 　巨大な張り型が体内に押し込められる。太いそれは私の固いしこりを擦り上げ、さらに中まで入ってきた。 　内臓を押し上げられるような圧迫感と、前立腺を刺激する大きなものに、私はただ喘ぐ他はなかった。 「あぅ……苦しい……ジェ、ジェネシス……」 「太くて大きなバイブだからね。だが、あとほんの少しだ。さぁ……全部入ったぞ」 　ずぷんと仕舞いまで突き込まれて、私はびくびくと身を震わせた。這った背に汗の玉が浮かんでくるのを感じる。 「あぁ……う……くぅ……」 「どうだ、お腹がいっぱいになったかな」 「苦しい……お腹……いっぱい……」 　私は辿々しくそう告げた。 「こんな可憐な孔に、極太のバイブを飲み込んで……孔のシワが伸びきっているよ」 「や、やぁ……見ないで」 「このいやらしい光景……君にも見せてあげたいね」 「いや……もう抜いて……抜いて」 　目隠しをされたまま、私は見えない主に向かってそう願った。 「待ちなさい、ほら、スイッチを入れれば君の気も変るだろうよ」 　ジェネシスがバイブレーターの電源を入れた。 　ヴィーンという音がすると、巨大なバイブが尻の中で暴れた。生き物のように、のたうち回り、腸壁を激しく擦り上げる。 「あぁん！あぁーッ！」 「どうだい、ほら、ほら」 　ジェネシスが張り型の尾を掴んで、ぐりぐりと押し込めてくる。 「ひぃあ！深い……あぁ、お尻が……お尻がぁ……！」 「ほら、ダメだよ、姿勢を崩さないで。腰を高く上げるんだ」 　横倒しになりそうな私の下半身を支え、ジェネシスはもとの格好に戻させる。       ★       「あぁん、壊れちゃう……お尻壊れちゃうぅ……！」 　あまりにも激しいその振動に、私は堪えきれずに嗚咽した。 「君のいいところも擦られているんだろう？どうだい、最奥を突かれる気分は？」 　そう言いながら、ジェネシスは私からアイマスクを外した。 「中が……中がすごくかきまぜられる。おかしくなっちゃう……！あ、あぁ、ダメぇ……！」 「そら、イッていいよ。何度でも気をやればいい」 「あぁ……イク……！バイブでイッちゃう……！あぁん、出る……！」 　ビュクビュクと白濁液をまき散らし、私は絶頂を極めた。 　だが、バイブはまだ動いているのだ。ようやく達したばかりというのに、私を残酷に次なる絶頂へと駆り立てる。 「ジェ、ジェネシス……！もう、抜いて、また……またイかされるぅ……！」 「すごいな。またイクのか。君はこの太くて大きいバイブが大好きなんだね」 「いやぁ、イキたくない……バイブはいやぁ……抜いてぇ……！」 「君のここはみっちりバイブを咥え込んでいるよ。とても美味しそうにね」 　ジェネシスがバイブの尾をぐりぐりとねじ込み、そう言って笑った。 「あぁぁッ！イク……またイクぅ……！」 　二度目の絶頂に追い立てられ、私はぐったりと倒れ伏した。 「ジェ、ジェネシス……バイブ……抜いて……『あ、孔奴隷にご主人様のペニスを咥えさせて……ください……』」 「ずいぶんと孔奴隷らしくなってきたじゃないか。そんなふうに可愛くおねだりされちゃうと仕方がないかな」 　ジェネシスがずるりと巨大なバイブを私の後孔から抜き取った。乳首のクリップも外される。 　私の蕩けきった後孔に、自身のペニスを当て、深く入り込んできた。 「あッ……あぁッ！」 「ずいぶんと深く犯されたんだね。すっかり道が出来ているよ」 　腰を動かしながらジェネシスが言う。 「さぁ、どうだい、ご主人様のペニスの味は」 「『お、美味しい……美味しいですぅ』。あぁ、もっと、痛くして、気持ちよくさせてぇ」 　私は尻を揺らせながらそう願った。