『堕ちた天使~軍服と鞭2』
 
<6>
 
 KHセフィロス
 

 

 

「レオン、回復したかい?」

「……ちょっと待ってくれ。そう立て続けには出来ない」

 レオンはそういうが、彼の前は徐々に立ち上がりつつある。

「では、俺が入れているから、君は乳首を可愛がってやってくれ」

 ジェネシスはすでに白濁液にまみれた私の後孔に指を差し込み、ゆっくりと撫で回す。

「あッ……あぁッ……ジェネシス……」

「指で撫でているだけなのに、こんなに涎を垂らして……ずいぶんとこっちの具合がいいようだね」

 ぬちっ、ぬちゃ……

 と、ジェネシスの指が中で自由に暴れ回る。レオンの吐き出した劣情が、その動きを滑らかにしているのだ。

「あッ……あっ、あっ……」

「俺の指に合わせて腰が動いているね」

「ジェ、ジェネシス」

「なに? 指だけじゃ物足りない?いいよ、中に入れてあげる。……ゆっくりと、ね」

 固く反り返ったジェネシスの男根が、後ろに宛がわれる。

「あぁ、アナルがひくついているね。紅く充血している。……可愛いね」

「あ……くッ……」

 散々慣らされたその部分にジェネシスのペニスが挿入される。入り口を軽くつぷつぷといじり、次第に奥深くを抉り始める。

「あッ……あぁッ」

「気持ちいいんだろう。君は奥のここが好きなんだよね」

 ゴリゴリとその部分を擦り上げられて、私はふたたび『空イキ』を味わった。ひくひくと全身が震え、ジェネシスを飲み込んだその部分がきつく締まっていくのを感じた。

「また、イッちゃった?……ふふ、仕方がないなァ。前が膨れ上がってこれじゃつらいだろう」

「ジェ、ジェネシス……言う……から。おまえのいうとおりに言うから……も……前を……」

 背後のジェネシスを見上げ、私は必死に懇願した。

「いいよ、仕方がないなぁ。今度はきちんとセリフを覚えておくんだよ」

 そう言いながら、ジェネシスは私から抜かずに、腰を使い始めた。

「あッ……あッ……あぅッ」

「いいかい?『私のいやらしいペニスから枷を外して、思い切りイかせてください』ってね」

「あッ……あぁッ……あッ」

 ジェネシスの律動が徐々に激しくなり、私は揺さぶられるままに喘ぎ声を漏らした。

「ほら、セフィロス。いきたいんだろう?早く繰り返して」

 レオンの視線を感じるが、もはや私にはジェネシスに逆らうだけの気概は無くなっていた。

 

 

 

 

 

 

「あッ……あッ……『わ、わたしの……いやらしいペニスから……』あッ、あんッ」

「ほら、どうしたの、『セフィロス』」

 ずちゅ、ぐちゅ、

 と、激しくアナルを責めながら、ジェネシスが先を促す。

「『ペニ、スか、から……枷を外して……お、思い切り、イかせてく、ください……!』」

「そうだよ、孔奴隷は素直でいなければね。さぁ、もっともっと可愛くおねだりをしてごらん」

「お、お願い……します。イかせて……ください」

「ふふ、いいこだね。どうだい、俺のペニスは美味しい?」

「あッ、あッ、お、美味しい……です」

「もっとたっぷりと味わいなさい。外したら、あっという間に君はいってしまって、この快楽も終わりになってしまうだろう」

「も、もう……十分……だ、から…… い、イかせて……ください」

「遠慮をすることはないよ。そら」

 パンッと激しく、腰を私の尻に打ち付けた。

 そのまま、繰り返し、パンパンと腰を打ち込む。

「あん、あひぃ、あぅん」

「いやらしい声をもっと聞かせてくれ。さぁ、今、君の中に入っているものは何だい?」

「ジェ、ジェネシスの……ペニス」

「そうだよ、君を気持ちよくしてあげているのは、俺のペニスだ。返事は?」

 パシンと、尻を叩かれ、私は上半身をもたげた。

「君のお尻、叩かれるとそんなに感じるのかい?孔奴隷へのご褒美はスパンキングがいいようだね。後でたっぷりとお尻を躾けてやろう」

「いや……やめ……」

 パシンと、ふたたび尻を打たれる。

「『お尻をぶたれて感じるいやらしい孔奴隷です』。ほら繰り返して。君自身のことだろう」

「い、いや……だ……そんな……」

「まだ、言えないのか?躾が足りないようだな」

 ズチュ!ヌプ、ヌプ

 とジェネシスが、律動を早める。奥のしこりを亀頭で、ゴリゴリと擦り上げ、私に泣き声を上げさせた。