『堕ちた天使~軍服と鞭2』
 
<9>
 
 KHセフィロス
 

 

 

「あッ……あひッ……あぁッ」

「ここがものすごくビクビクしているよ。乳首を触られるとお尻の孔がきゅうっと締まって……」

 ジェネシスが私のペニスを扱きながら、尻孔にも指を這わせた。

「あッ……あぁ……あん……ジェネ……シス……もう……」

「ほら、セフィロス。可愛くおねだりしてごらん」

「あッ……あん……『わ、わたしの……い、いやらしいペニスから……』」

 私は恥も何もかも、すべてかなぐり捨て、必死に教え込まれたセリフを口に出した。

「『ペニス……から枷を外して……思い切り……イかせてください……』」

「そうそう、いいこいいこ。よくセリフを覚えていたね」

 ぐちゅぐちゅと、そそり立った男根を擦りあげ、ジェネシスが私を褒めた。

「いいよ、とても可愛い……『セフィロス』」

 じゅぷと口に含み、裏筋を念入りに舐め上げる。

「ジェネシス……頼む……から」

「そうだね。言えたことだし、特別にもう許してあげようか」

 リングを根元から外し、ジェネシスは強く私自身を吸い上げると射精を促した。

「ああん……出るッ……!」

 大きくのけぞって、私はジェネシスの口に精を吐き出した。

 

「ふぅ……今日もずいぶんと楽しめたようだね、『セフィロス』」

 ぐいと口を拭ってジェネシスが言った。

「君を可愛い孔奴隷に仕込むのが楽しくてたまらないよ」

「…………」

「レオンは満足したかい?」

 ジェネシスにそう訊ねられると、レオンは

「ああ」

 とだけ、応えた。

「それじゃ、最後にお仕置きの尻叩きをしようか。今日はパドルを使うよ」

 ジェネシスがそういうと、レオンがオモチャ箱の中から、小さなラケットのようなものを手渡した。

「平手で叩かれるよりも、こっちのほうがつらいからね。覚悟して受けなさい」

 ジェネシスはそう言うと、軍服を直し、裸の私を膝の上に乗せてしまった。

「パドルは初めてだろうから。二十回にしてあげよう」

 ジェネシスは、パドルを振り上げると、

 パシーンと私の尻を叩いた。

 

 

 

 

 

 

「あぁッ!」

 と熱い痛みに声が漏れる。

 パンッ

 バシッ

 ビシッ

 と続けざまに打ち据えられ、いつの間にか涙がぼろぼろとこぼれ落ちた。

「泣くほど痛いのならば、孔奴隷としてきちんと躾けられるようにね。さぁ、まだまだだよ」

 バシッ

 ビシッ

 パァン!

「あッ……あひッ……あんッ」

「お仕置きされているのに、いやらしい声を上げて……前も濡らしているんじゃないのかい?」

 不思議なことに痛みしか感じないこの行為に、私の分身は強く反応しチロチロと白濁液を漏らしてしまうのだ。

「君は本当にマゾ奴隷なんだね。その資質が十分すぎるほどにあるよ」

 パンッ

 バシッ

 ビシッ!

「あんッ……あッ……あふッ……!」

「お尻叩きでイッてしまうのかい」

「あッ……あぃッ……あうッ……!」

 バシッ

 ビシッ

 パァン!

「さぁ、二十回だ。いきたければイッていいよ」

 ジェネシスは私の尻を撫でてそう言った。レオンは一言もしゃべらないが、尻を叩かれながら絶頂を極めようとしている私を呆れた眼差しで眺めているのだろう。

 バシッ

 ビシッ

 パァン!

「あぁッ……出るぅ……!」

 私はジェネシスのズボンを汚して射精をしてしまった。