『~軍服と鞭~ 性の饗宴』
 
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 KHセフィロス
 

 

 

 

「あッ……あぁん……もぅ……もぉ……レオン様」

 『クラウド』が前を固く立たせて、限界を訴える。

「まだだ。俺がおまえの中に出してからだ」

「ハ、ハイィ!あ、孔奴隷の中に……ご主人様のペニスを咥えさせてください……!」

「よし、いいだろう」

 レオンは身体を起こすと、先ほどまでいじっていた『クラウド』の後孔に勃起したペニスを押し当てた。

 ズプズプと中に入っていく。

「あ……あぁん!」

 『クラウド』が高い悲鳴を上げた。

「……いい締め付けだ」

 ふぅとレオンは息を吐くと、ゆっくりと抜き差しを始めた。

 ぐちゅ、ぐちゅ、ずぷっ、ずぷっ

 と、肉の擦れ合う音が響く。

「さぁ、奥を突いてやろう」

 ずちゅ、ぬぷっ、じゅぷっ!

「あッ、あッ、あぁんッ!」

 『クラウド』の声がさらに高くなり、肌のぶつかり合う音がパンパンと部屋に響く。

「出ちゃう……あぁん、出ちゃいますぅ……!」

「まだだ。孔を締め付けろ」

 パァンと『クラウド』の尻を打ち、レオンが言う。

「ハィ!早く……早く中に出してください……!」

 ぐっちゅ、ぬっちゅ、ぐぷっ、ずぷっ!

「くっ……中に出すぞ」

 レオンが声を堪えて、そうささやいた。

「ハイ、孔奴隷の孔に……いっぱい出してくださいぃ」

「よし……!」

 レオンの腰がわずかに震える。

「あッ……あぁん、入ってくるぅ……!熱い……!」

 『クラウド』が腰を揺らせながら、レオンの精を受け止めた。

 

 

 

 

 

 

「そら、おまえも出せ」

 ずちゅ、ぬぷっ、じゅぷっ!

 レオンはそのまま、『クラウド』の中を突き続けた。

「ハィ!イきますぅ……イッ……イクぅ!」

 身をびくびくと震わせながら『クラウド』が頂点に達する。

「あぁん、出ます……出ますぅ!」

 ぶるぶると腰を震わせて『クラウド』が射精した。

「はぁはぁ……『いやらしい孔奴隷の孔を……使ってくださり……あ、ありがとうございました』」

 そう言いながら、『クラウド』は汚れたレオンのペニスを清めるために、舌を使い始めた。

 

「いいね。実にしつけの行き届いている孔奴隷だ。君が『クラウド』を可愛がるのもよくわかるよ」

 ジェネシスがそう言った。

 レオンが、『クラウド』を可愛がる……

 

 いや、そんなことはどうでもいいことだ。

 ここは私の知る現実の世界ではないのだから。

 総統と将校、そして孔奴隷のいる軍服の世界……ジェネシスの小説の中での出来事なのだから。

 

「どうしたの、『セフィロス』」

 ずっと黙りこくっていた私にジェネシスが声を掛ける。

「……なんでもない」

 私は口を閉じた。

「あんまり、レオンと『クラウド』の仲がいいのでヤキモチ焼いちゃった?」

「そんなこと……」

「でも、身体は反応しちゃっているね。隠してもわかるよ。ほら、こんなに肌を熱くさせて、前も固く勃たせている」

 ジェネシスは腰をかがめると、私の肌を撫で、隠していた前を暴いた。