『～軍服と鞭～　性の饗宴』

＜５＞

ＫＨセフィロス

「じゃあ、心を込めてしゃぶってもらおうか」 　そう言われて、私はジェネシスの前に跪いた。パンツのファスナーを開くと、熱を持った陽物が顔を覗かせる。 　私は舌を這わせ、亀頭を舐めしゃぶった。 「ちゅぶ、んぐ……じゅぷっ……ちゅぐ……」 「そうだ、喉の奥まで飲み込んで、扱きながら引き出せ……そう、雁首の裏側も忘れるんじゃないよ」 「んぐ……ちゅぶ……ずぷっ……」 「うん……フェラチオは大分上手になってきたね。さぁ、出すぞ」 　ジェネシスの腰が揺れ始め、深く突き込まれる。 「んぐ……あぐ……ちゅぶ……」 　一瞬の間隙の後、口腔に飲み込んでいるものが弾けた。青臭いえぐみのある体液が溢れ出し、私はそれを嚥下した。 「ごぷっ……ごほっ、げほっ」 「よし、よくできたね、いいこだ」 　ジェネシスはペニスを私の口から引き抜くと、そう言って髪を撫でてくれた。 「ふふ、君の前がパンパンに膨らんでいるね。フェラチオをして感じちゃったかな。さぁ、どうして欲しい？」 　と、ジェネシスは私に訊ねた。 「『いやらしい……あ、孔奴隷の孔に……ペニスを……咥えさせてください』」 　辿々しく私はそう乞うた。 「よしよし、よく言えたね。それじゃ、そこに這って尻を高くあげるんだ」 「『ハイ』……ん……はぁ……はぁ」 　私はジェネシスに命じられるまま、服従のポーズを取る。 　彼の手が尻に触れ、そこをやさしく揉み始める。私の最奥にも指を這わせ、慣らすようにつぷつぷと入り口を弄んだ。 「ん……あん……あ……はぁ……」 「君のここ……ずいぶんと蕩けているね。慣らさなくてもペニスが入りそうだ」 　じゅぷっ、じゅぷっ、と指を奥深くまで挿入しながら、ジェネシスが言った。 「あぁん……そこぉ……」 「ああ、この固くしこっている部分だね」 　ジェネシスは指を大きくグラインドさせると、私の弱い一点をぐりりと擦り上げた。       ★       「あぁッ……あぁん……出ちゃうぅ……！」 「何を言っているの。まだご主人様のペニスを咥えてもいないよ。我慢しなさい」 「ダメぇ……そこ、擦らないで……ぐりぐりしないで……ッ」 「孔奴隷にとってご主人様の命令は絶対なんだよ。どこを擦られても耐えなければいけない」 「あッ……ひぃ……む、無理……早く……早く入れてェ」 「まだだ。先に乳首を可愛がってやろう。それなら、まだ保つだろう？」 　ジェネシスはずるりと指を抜き去ると、私に覆い被さるようにして、両の乳首を摘み上げた。 「おや、すっかりコリコリにしこっているねぇ。お尻の孔をいじられて、乳首まで立っちゃったかな」 　敏感な突起を摘まれて、先端をつぶすように捏ねくり回される。きゅっと強く扱かれ、私は声を上げた。 「あぁん……ち、乳首……やめてェ……イッちゃう……乳首でイッちゃうぅ」 「ふふ、すっかりここも性感帯になったようだね。だが、まだイッてはいけないよ。ご主人様を満足させてからだ」 　そういうと、ようやくジェネシスは、私の尻を割り開き、ペニスの先端を押し当てた。 「そら、入っていくよ。たっぷり味わいなさい」 　ずぷずぷと猛ったものを深く突き込まれる。 　私は絶頂の予感に、ぶるぶると胴震いした。 「あッ、あぁん……深いぃ！」 「これなら君の大好きな一番奥に届くよ。さぁ、孔奴隷の孔を楽しませてもらおう」 　ずぷっ、ずちゅ、ぬぷっ！ 　といやらしい音を立てて、ジェネシスのペニスが出入りする。最奥のもっとも感じる部分を擦り上げられ、私は高い嬌声を上げた。 「あぁッ、あぁん……ダメ……イク……イクぅ！」 「まだだ。まだ我慢だよ」 「イかせてッ……あぁ、もう許してェ……！」 　ずぷっ、ぐぷっ、ずちゅ…… 「ああ、いい締め付けだ。イクのを我慢しているせいで、筋肉に力が入っているからかな。俺のを強い力で喰い絞めているよ」 　パンパンと腰を打ち付け、ジェネシスが激しく最奥を抉る。自身のペニスから、トロトロと先走りが漏れているのを感じた。 「あぁん……もう……ダメ、イク、イクぅ」 　私は全身を痙攣させながら、こらえきれなかった劣情を吐き出してしまった。